介護業界とゴミ屋敷の住人から考える

こんにちは

 

きょうも介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

本日の朝のニュースでゴミ屋敷の住人が言う事聞かなくて周囲が困っているというニュースがやっていました。これ定期的にありますが、今日はキャスターの人が「本当に許せません」と言っていたのが印象的でした。

近所迷惑を考えれば当然です。でも、介護業界の人ならお気づきでしょうけれどこの屋敷の住人は完全に心が病んでいます。ゴミを片付けるだけをしているとかえって心は悪化する可能性が高いという事ですよね。そこが分かるかどうかは一般と専門職との違い。

でもゴミは片付けないといけません

本人だけを優先していくわけにもいかないってのが行政の難しい所。

 

転じて、介護業界で利用者さんに関わる場合は環境が限定されている場合が多いのでかなり本人優先でやれるってのがいい所。

施設の中なら近所迷惑なんてないし、在宅の人でもすでに介護を受けている立場ならば結構行動制限があるはずですので分かりやすい。

つまり管理しやすい

という事なんですね。そこで勉強不足な職員が多いとケアを管理と間違える。

管理するのはケアの一環であるはずなのに、管理することが仕事になってしまっている職員がいるのはため息が出ます。手段が目的にすり替わってしまういい例です。

 

ここの勘違いをしないために大切なのが人権という意識なんですが、社会的弱者を相手にしているとどうしても立場に優劣が出来てしまうので、そこを律する事ができる職員はなかなかいません。

いつの間にか親みたいに「〇〇さん、こんな事しちゃだめだよ」「これをやってね」とかしまいには「あっちいかないで」「座ってて」なども見られるようになります。

これじゃ一般とやってる事が一緒

別にお金かけて専門職を雇う必要ありません。

だいたいこんなに鼻が高くなっている事に気づいてないw

 

ま、サービスとしては提供している訳だから最低限仕事してます。

ただ、専門性を高めるとかホスピタリティサービスを提供するとかって話になってくると次元が違います。もう高齢者保育園みたいな感じ。あ、宅老所っていうのか。

 

本当はもっとチームとして気持ちよくサービスを展開できる可能性を持っているのに、毎日文句や愚痴ばっかり言って仕事してるのみるともったいないなぁと思います(経営者に対して)。

だって今の内から良いチームを作っておけば将来大きな財産になります。今の経営の形が今後もずっと継続するはずないのだから、その時に形を変える際に大きな力になります。何よりも離職率が下がっていればそれまでの間広告うったりする必要もありません。

 

という事で、今回はここまでです。

ここまで読んでくださりありがとうございました^^