介護業界、時代遅れな現場
こんにちは
今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になる事もありますがご了承ください^^
先日テレビで見たのですが、歌舞伎の舞台に初音ミクが立体で出演しておりました。
3Dプロジェクターなんでしょうか。中村獅童さんと共演していて、そこにいるように演じていました。いやはや、ボーカロイドもすげーななんてね。映像だから演出も自由自在ですね^^
技術の進歩がすごいなーというのもありますが、こういう事を考えて実現していく人が裏方にいる訳で、その人がすごいなって思います。時代を取り入れて伝統に取り入れて新しい「超歌舞伎」という分野を発展させていくのですから。そこでひとつのビジネスが成立します。
さてさて、お話変わりますけど、ペッパー君でしたっけ。家庭でも買えるロボットで、今はお店とかでも見ますよね。近所の店では入り口で受付してました。こういった生活に浸透してきている「ロボット」なんて一昔前はなかったですよね。こういう技術は生活を変えていきます。
介護業界で最も成果を出した(?)のはアイボでしょうか。実際使っている認知症の方を見た事ありますが、すんごい可愛がっていました。耳も目も取れてしまっていましたがね。
アイボはもう生産中止なので、修理しようにもカスタマーサービスがないからっていう事で有志の方々が修理をしたりしていますよね。それだけニーズがあったのに大人の事情で生産がなくなってしまったのは残念です。でもいまだに修理依頼が殺到するってことはそれだけニーズがあった結果です。
さて、介護現場で外国人が働く事に抵抗を持つ人はまだ少なめかもしれませんが、ロボットに介護をまかせるという事に抵抗を持つ介護職員は半分てとこでしょうかね。前にどこかが調べたデータを見ましたが、介護職員の約半数は「介護は人の手で行うものだ」という考えのもとに反対していました。
なんでやねん
というのが正直な感想でした。なんて頭が古いんだ。
ロボットはもうレクなどの一部を担当して体操や簡単な受け答えなら十分やれてしまいます。特に「管理」という面においては人間よりも優れているとは言いませんが人間よりも正確。
例えば一部の銀行の支店なんかでは、保険の説明や質問などの受付業務はロボットにさせている所があるくらいです。膨大な情報から正確に案内するには記憶に頼る人間よりもデータに基づいたロボットの方が適切だったりするんですよね。
だから、介護現場にもロボットなんてどんどん入れたらいいのにと思います。それを反対するってのは人間の持つ問題がほとんどなんですよねきっと。適切な使い方が見いだせない。
しかもよくわからないのが
介護は人間の手でするものだ
というもの。あのね、言いたいことは分かりますけれども
全員にあてはめるな
って事なんですよね。人に関わってほしくない利用者さんもいるっての。
前にびっくりしたことがあるんですが、新規の利用者さんを受け入れる時に「この用紙に記入してもらってください」って渡してるからどれどれって感じでのぞいたら
・好きな食べ物
・趣味
・思い出の場所
・出身地
・ご両親の名前やどんなひとだったか
あほかーーーーーーー!!
と思ったのですぐにやめさせましたが。人のプライバシーを何だと思っているのか、なんでも知り得て当然というとんでもない勘違い。職権乱用。
なぜこれを書いてもらうのか聞いたら「関わりにいかしたいから」。
自分で聞けっての
というエピソードを思い出しましたw
介護は人間の手でするものだーってステレオタイプに言っている人なんかはきっとこういう勘違い、浅慮、わかってないのかもしれません。
何でしょうね、専門職だからって専門性ばかり勉強していると勘違いさんになってしまいますから注意です。
あー、最後余計な事を思い出したので話がそれましたが、とにかく時代についていっていない人が多い。だからもっと自分たちの現場を楽にできる可能性なんていまやたくさんあるのに受け入れようともしないというお話でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました^^