介護業界、セクハラパワハライマサラ

介護現場のセクハラ、厚労省が初の実態調査へ 年度内にもマニュアルを作成

 

ですって。そうかようやく国も思い腰を上げたんだなっていうか遅いですよね。ひどく遅い。

現場の介護職員は利用者やその家族にハラスメントを受けた場合、上司に相談しているはずなんだけれども状況は変わらなかったと答えた人も多数と記事には書いてありましたね。

たしかに、訪問に行った先の家族が明らかにセクハラをしてくるケースがありますがそんなものは

サービスの提供拒否で良い

という毅然とした態度をとれる事業所っていくつあるのでしょうか。

介護保険がうんぬんとか、原則サービスの提供拒否は認められないとか言いますが、職員がハラスメントを受けて働くいわれは全くないのですよ、雇用契約的にも人権的にもね。それを仕事だからって我慢するいい人がこの業界に多い事多い事。

そんないい人が困って上司に相談するっていうのはよっぽど限界だっていう可能性が高いのにその上司もまたいい人なもんだからいけないとわかってても動かない。いつでも話聞くよとか言って肝心な時にマジで話聞くだけっていうw

 

ハラスメントに対しては管理者は結構アンテナ張ってないといけないと思います。利用者やその家族、職員からもです。気付いた時には職員一人つぶれていましたではチームが壊れます。経験年数なんてハラスメントに関係ありません。そのポジションなんてもっと関係ありません。むしろそんな職員がハラスメントを働いていて指導にも改善傾向がないのなら切るべきです。

でもそんな自浄作用をもった組織はなかなかないのですよね

だって職員足りないから。

分かっていても動けない経営者は意外と多いのではないでしょうか。その人切ったら事業所運営していけないとかね、どっちが経営権を持ってるんだかわかりません。

なんにしてもハラスメントをなくすには教育を受けた管理者が必要です。人が多く集まればどうしてもパワーバランスが出ますからそこを意図的にコントロールできる管理者がいるとハラスメントを正す組織になれる可能性があります。

仕事(専門職としての)が出来れば優秀だから管理者という間違った認識は一刻も早く捨てて、本当に職員が幸せになるための職場を作ろうと具体的に動いていける人を育てる事、つまり中間管理職を育てているかどうかで今後の運営は変わっていくと思います。

人材は水ものです。そこにとどまって頑張ってくれる人は大事に出来る組織であるとお互いにとってとっても良いですね。ウチが一番働きやすいと言えるくらいの職場作りを管理者は実現できると良いですよねー

そして今現在変な職場で働いている人、我慢なんかすることないですよ。もっと大事にしてくれる職場なんてたくさんあります。あなたの価値をもっと認めてくれるところ(給料含め)にさっさと行った方が気持ちよく仕事出来ますよ。

 

という事で、ここまで読んでくださりありがとうございました。