福祉業界と24時間テレビ

こんにちは

 

きょうも介護職員の将来をかんがえるきかっけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

先ほど、今年の24時間テレビが終わりました。

小さい頃からやっている番組ですが、途中から障害者だのなんだのってなんだかお涙頂戴の視聴率アップに障害者が使われている気がしてある時からぱったりと見なくなってしまいました。

一番気になるのが

走らされる人

これ毎回毎回距離が伸びてますよね?で、今回はトライアスロン?なんだかなー

そこで頑張る姿がどうのっていうよりも、その後きっと約束されている多くの仕事でがんばってほしいと思う次第でありますね(大人になって見方が変わったなw)

 

ところで今回の24時間テレビがやるってのを聞いてまた走る人がいる訳だなって思った時に、それって介護業界のミーティングとか行事とかに似てるなーと思いました。

え?何が似てるかって

いつの間にか手段が目的に変わってる

という所です。

 

今回の話で言えば、マラソンは最初は「頑張る姿で共感を呼ぶ」だったと思うのですが、いつの間にか「名物」みたいになってる。共感を呼ぶために年々ハードル高くして。はっきり言えば、共感を呼ぶ効果が薄れたらもうやらなくてよいのですが「今年は誰が走るのwkwk」と趣旨が逸れながらも視聴率獲得に役になっているのならテレビとしては継続なのでしょう。テレビは興行収入があるので別にそれでいいんです。趣旨がそれようと何だろうと結果がそれを表しますから。

 

で、問題は介護業界のミーティングや行事の数々。

最初は「利用者さんのためにやれることはないか」なんてみんなで一生懸命考えて行事を企画したり「この問題をなんとかしよう」としてみんなで必死にミーティングで話し合ったりしたと思ってたのが、いつの間にか「今年の行事どうするー?」「あーまた今月のミーティングじゃん」てなってませんか?

つまり何が言いたいかって

やらんでいいものはやらんでいいって事です

惰性になっているなら行事なんてやらん方が良いです。良いものはできないし時間もったいないでしょう。下手したらボランティアで時間使ってやりたくないものやるならば自分の将来の事を一生懸命考えて必死に勉強して、今出来る事からやっていく方がはるかに生産的。

ミーティングなんかもっと最悪で、ミーティングの手当てなんか出てる日には

ただ集まるだけでお金がかかるんです

なんの実りもないのなら絶対やらない方が良い。話し合っても無駄なら話し合わない方が良い。だってお金と時間をかけてるだけなんですよ。

 

そこが24時間テレビのマラソンと決定的に違う所

 

ラソンはどうあってもお金を生みますが、ミーティングや行事はお金を生まない、収入につながらない。

この感覚を持っている現場の職員はほとんどおらず、毎月決められた日にミーティングに参加します。たまたま用事で参加できなくても何か困りましたか?参加した人と何か差が生まれましたか?

特に何もなかったはずです

という事は、参加してもしなくても一緒という事です。

 

こういった事に限らず、介護の事業運営はどんどん厳しくなっていくので、いらないものはいらないしやらなくて良いものは極力やらないで本当に必要なものに力をそそぐという事に特化していかないと苦しくなっていきます。苦しくなった時に文句をいってもそれは自分たちで選んできた訳でありますし。

そういった感覚を持っている管理者やマネージャーが職場にいると本当に良いのですけども、まぁいなければ自分がなるか誰かをそう育てるか、それしかありません。

だって人材は限られていますから、今ある中で何とかするしかありません。外から呼ぼうにも優秀な人はそうそういませんし居ても忙しいですから。

 

という事で今日はここまでです。

ここまで読んでくださりありがとうございました^^