介護という仕事は生産性がめっちゃあるでしょ

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になったらごめんなさい^^

たまたまこんなニュースを見ました

介護離職10万人 仕事と両立できる環境を|【西日本新聞】

 

介護離職ってのは、介護や看護が家族に必要になったので今の職場をやめるという事ですね。これは女性に多い事となっておりますが、政府は国をあげてこれに取り組むという事でした。

記事によると介護離職者は10万人だとか!!

もしも介護離職者が全員働いていたら、経済効果ってどうなってたのでしょうか。

今だって、今の介護職員が働いているからその分の介護離職者はいないわけですよ。という事は、その分の経済効果を支えている訳ですから、介護の仕事ってとっても生産性があると思いませんか?^^

ところで2020年の初頭に介護離職ゼロというのは実現不可能かと思いますが、離職ゼロを実現するにはもっと福祉サービスの拡充や企業の工夫が必要、しかし企業の工夫は目立たず福祉サービスは人材が集まらずできない、人材が集まらないのは賃金が低いからだ、国は中堅職員の賃金を上げる事を検討したり全体的に給料があがるようにまた最低賃金も引き上げたりします、処遇改善加算もやってますetc...

で、

現場職員の給料はそんなに上がってません

企業では休めば仕事を外されます

介護休暇は有給ほどの給与保障はないのでとると収入が減ります

という感じなんですよね?

 

介護業界に投入できる財源を今が限界だというならば、社会保障費だけでこの問題に取り組むことが実現不可能さを表していますから、誰も期待しない感じになってしまいますよね。

介護サービスだって、ちょっと前は施設っていうと待ち人数がすごくてとにかく入れる場所ならどこでもいいなんて感じもありましたが、今って空きが出てきてますよね。しかも評判の良い施設は待ちが多くてあまりよくないと認識されてる所はすぐに入れちゃったりします。

決定権も、前は家族が値段や場所で決めてましたが今は利用者本人が自分でみて決めたりする時代です。これでちょっとは淘汰されるかなぁ。アカン事業所とか言えないけどいっぱいありますもんね。

~自分の将来は自分で保証する~

どうしたら良いかなって考えると、介護離職ゼロの実現を待ってるとか、国に期待しているとかってのが方向性として間違っていると思うのです。

「給料低いし」とか「福祉サービスが使えないんじゃどうしろってのよ!」とか、そういった内容で考えるならば、国に期待しているってことです。だから人のせいになってしまう。

別に、自分の事は自分で何とかしろよーとかそういう言い方をしたいのではなく、例えば介護職員として働いている以上それって自分で選んだ訳で。一般企業で働いている場合は家族に要介護者が出るとかっていうのは本来自分の家庭の問題です。国が悪い訳ではありません。

いやまぁそれが少しでも良い環境になるように働きかけが必要なのはもっともなのですが、自分の将来に少しでも若いうちから備えておくってのはやはり必要だなと思います。

それには、やはり若いうちからお金の勉強をした方が良いと考えます。儲けるためにはとかではなく、お金について学ぶ。そして自分の将来設計に自分が責任を持つという。

 

今の今、介護に関わる問題に対しての特効薬なんて僕は持ち合わせていません。国だって様々な政治的要素が絡むでしょうから結局このままな感じだと思います。

だからせめて、その現状がわかっている僕たち世代は、次の自分たちの子供世代に対して「自分に責任を持つ、そのやり方」という事を教えていく事が大切だととても思います。

 

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました^^