介護業界、集団を引っ張る人
こんにちは
今日も介護職員にとって、将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。
たまに辛口になる時がありますが、事実だったりするのでご了承ください
今日は介護業界の中で、集団を引っ張っていく人について書いていきたいと思います
~集団を引っ張っていく人の特徴~
先回紹介したような「集団の足を引っ張る人」とは真逆です。周りに良い雰囲気を出し、その人がいるだけで職場の雰囲気がよくなります。これは何もその人が明るい性格だからという訳ではなく、誠実に取り組んでいる事が周りに信頼されていたりなどもこれにあたります。
いつまでもぐちぐち言う人はほとんど見当たりません。そんな時間はもったいない・無駄という事を理解している人が多いです。そこに時間をかけるならもっと生産的な事に時間を使います。
物事に前向きに取り組むだけでなく、周りを上手に取り込んでいきます。
そして最大の特徴は
自分で勝手に成長していく所
です。これ、教育に関わった人ならわかると思いますが、最初の新人教育を終えて「教えてもらう時期」を過ぎた後にその人の資質が見える事ってあります。
そのうちの一つが「教えてもらう」→「自分で調べる・学ぶ」に変わっていくかどうかなのですが、そうなってもらうために教育者はあの手この手で勉強会開いたり飲み会開いたりして、何とかモチベーション上げてもらおうと画策する事もありますが、もともと伸びる人というのはそんなことしなくても自動的に成長していきます^^
なので教育者の仕事としては「間違った方向にいかないようにアドバイス」くらいになるのが本来望ましい仕事量なのですよね^^
ここまでくるとその人にはホントにやる事なくなりますw
~自分で成長する人の落とし穴~
注意としてここに載せておきます。
自分でどんどん成長していく人というのはもちろんその努力のために時間を使っています。その努力を評価して役職につけることもありますが、ここがひとつめの落とし穴。
「肩書は人を変える」
今まで一般職だったときは腰の低かったA君が、役職ついたとたん俺様になったとか、そんな話はいくらでもあります。
逆に、今まで自身のなかったBさんが役職に就いたとたんめきめき成長しだしてどんどん自分で動き出したとか、そんな話はいくらでもありますよね。
評価をもとに役職につけた訳ですが、その後も評価してその役職が適切なのかを上司は判断しなければいけないのですね。
とっても良い人でも、マネージャーに向かない人もいます。そういった人はプレイヤーとして組織の中で大切な役割を担っていってもらいましょう。
職員の適性を見極めるのも、マネージャーの大切な役割です。
最後に、こんな事件が無くなる事を望みます
↓ ↓ ↓
女性入所者を殴り死亡させた疑い 介護施設職員を逮捕:朝日新聞デジタル
こういった内容を読んで「許せなーい」というような感想しか出てこないとしたらダメですよ。この事件は職員をマネジメントできていない事を露呈しています。拡大解釈すれば介護業界を否定しています。
業界を引っぱっていく人というのは、こういった内容について原因を理解し、どうしたらこの事案にならないかを具体的に導き出す人です。
マネージャーは現場ごとにその方法に長けているという事。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。