介護業界、阿波踊りから考える

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になったらごめんなさい^^

 

ちょっと気になったもので下の記事なのですが、ご存知の方もいると思いますがこれ見てどう思われたでしょうか。

www.asahi.com

すっきりしない気持ちになったのは私だけではないはずと思いたいです。

 

これが介護業界となんの関係があるのか?いえいえ実は介護業界に限らず、集団をマネジメントする際に起こるトラブルはみんな共通なんですよ。

これって簡単に言うと、お互いに生ずる課題について共通の解決策を出さないまま強硬手段に出た、出られた、という図でしょ?今までの伝統を守るためにという大義名分もあったでしょうし、自分たちの懐事情もあったでしょう。

~どちらにも課題がある~

今回の阿波踊りに限らず、集団が対立する場合はどちらにも課題があります。簡単に言うとどちらにも「自分たちが正しい」とでもいうようなものがあるわけです。まぁその背景には表立って言えない大人の事情もあったりなかったりですけれど。

なのでそれが仕事である場合、仕事で達成しなければならない課題について十分に検討して実行につなげていくものなのですが、阿波踊りの場合はそれが叶わなかったようですね。この場合は本当はどちらが正しいというものではありません。外からは事情なんてわかりませんからね、ただ、今回のやったことは今後に影響していくという事実がそこにあるだけです。これは仕事でも同じ。

~課題を見失わせる感情的な問題~

集団の対立の場合、お互いの利害が絡んだ内容を含む事が多いのですがそんな課題を見失わせる要素として最も大きいのが「感情的な対立」となります。

これって個人同士の対立も同様。

簡単な話、あいつが嫌いとか気にくわないとか、そんな事が仕事においての大切な課題を見失わせます。

だから、これは推測ですが、今回の阿波踊りの問題も事前の話し合いもたくさん行われたはずなのですが、そこでのいい方とかで決裂したなんてことも十分考えられます。こういう事って頻繁に起こるしよくある話なんですが、冷静に考えると言い方ひとつで課題の達成が阻害されるなんてことに気付いている人の方が少ないですからね。

もしくは、つまらないプライドみたいなものもあったかもですね。

~マネージャーの仕事は仲裁?~

 多くの管理職は現場の人間関係に頭を悩ませ時には面談して聞き取りをしたりしますが、その経験がある方はわかると思います。

あーなんてくだらない内容なんだろう

って感じ

そう思っちゃうのはマネージャーが考える仕事のあるべき姿みたいなものと現場の現状との大きな乖離がそう思わせます。しかしマネージャーはそこに寄り添わなければなりません。具体的には、人間関係の仲裁や調整に入らなければならず、むしろそれが仕事とも言えます。

マネージャーはそこに頭を悩ませますが、現場の人間の立場になって考えてみればその重要性はわかるはずです。

だって、マネージャーにはくだらないように見える内容(例えば「あの人嫌いだから一緒に仕事したくないんです!!」)でも、その職員はそのことで頭がいっぱいなんです。それをほかっておくとその内容を周りに言いふらしてさらに環境をよくないものにしていく可能性も高い。すると職場の雰囲気も悪くなり士気も落ちる。

人が集まれば簡単にそんな状況になるので、やはり一定のパフォーマンスを維持するには専門的に管理・取り組みが出来る人が必要なんですよね。

これがマネージャーの仕事といっても過言ではありません

 

もちろんこれだけではありませんが、これはかなり重要な内容になります。大変ですけどねw

 

それでは今日はここまで^^

ここまで読んでくださりありがとうございました。