介護業界、事故を減らしたいと思ったら
こんにちは
介護職員の将来に対する不安を考え直すきっかけになれればと思いますのでぜひ読んでみてください
さて今日は介護現場でよく起こるアクシデントについて少し。
介護現場では常にアクシデントの種がゴロゴロしているのでいつ何が起こっても不思議ではありませんね。
自分ミスをするケースもあれば自分がいる環境で事故が起こる場合もあります。で、中には防げたはずの事故と防げない事故があります。
事故が起こるとどの事業所でも事故報告書を書いて提出し、その対策を考えると思うのですがそこでよく見るのが、
・例えば利用者さんがフロアで転んだ
というアクシデントを報告して、対策としては
「1人で歩かないように注意する」とか
・例えば薬を違う人に飲ませてしまった
というアクシデントの対策に
「注意して薬の袋と本人を確認する」とか
?となります。
この二つに共通している対策は
もっと気を付ける
という事になっているのですが、注意を払いきれていなくて起こったものに対してもっとやれってのはつまり
100mを10秒台で走れない奴はもっと走り込みをしろ
と言っているのと同じようなものです。それで誰もが10秒台で走れるようになれる訳がありません。体格、体力、年齢などみんな違います。
で、事故に対する能力も同じで、人それぞれ注意を払える能力は違いますし日によっても変わります。体調は毎日一定ではないですよね。
もし本気でアクシデントを減らしたいとかお考えの方がいたらリスクマネジメントの分野を勉強してみると役に立つと思います。僕も昔勉強しましたが、自分が思い込んでいたものが覆された経験があります。
そりゃこれわかってなかったら対策立てれんわ
と今なら思います。
で、たまに副業とか資産がとかいう事もここで言う身としてはリスクは負うものという事は知ってほしいなと思います。お金だと分かりやすいのですが、お金を使って商品を仕入れて高く売ると差額が利益になりますが売れなかったら仕入れ金がマイナスです。
このマイナスがリスクと思って多くの人はやめます。でもリスクを負う事を理解している人はリスクを理解したうえで商品を仕入れて販売します。
この場合リスクを負わなければ(仕入れなければ)商品が売れません。
というような感じで現場のリスクも当然のように請け負わないといけないのです実は。
これを理解したうえで日々の仕事の組み立てを行っていくと良いですよね。事故を未然に防ぎながら仕事をしていくという仕組み作りです。
という事で、ここまで読んでくださりありがとうございました。