介護業界で資格とって給料上げるには

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

さて、昨日介護の資格は増えたという話を少し書きましたが、このブログは「介護職員の将来を考える」 というテーマでやってるので、この資格はこうだとかそういう説明は他に譲ります。この場所で考えなければいけないのは「その資格をとったら将来に役立つのか」という事になります。

簡単に言うと、その資格をとって給料が上がるのかって事ですが、残念ながらほとんどがあがりません。

資格に対して給料を上げるという事は経営者からしたらお金を出す根拠が必要ですが、例えば資格手当の代表的なものに「介護福祉士」があります。この介護福祉士という資格は国が定めた有資格者の割合が関わっているので経営者にとっても大事なんです。

職員の内4割以上が介護福祉士を持っているから少し報酬が出るとかいう感じでね。だから経営者も取得を推奨するし報酬出るからお金も出せるし、取得者がこんなにいますっていう事は数字だけで言えば質の証明にもなります。職員もお金が毎月発生するなら取りたいなと思いますよね。

まぁ、国家資格だし一回とればずっとだし、介護業界でやってくなら必ずとるべき最低限の資格であってこれは将来に寄与すると思います。

~じゃあ他の資格は意味ないの?~

資格をとって給料アップ(例えば資格手当)というシンプルな考えでいるとほとんどの資格は不要です。

もうちょっと頭使う人は、その資格をとって給料アップを狙います。

資格を取って給料アップではなくて、その資格を使って給料アップです。

 

例えば有名な「レクリエーションインストラクター」を例にしてみると

とる

職場に「誰でも出来るらくちんレク」みたいなものを広めていく

職場外に評判が広まる

オファーが来る

月に2回出張講義して料金を頂く

 

みたいな事をしている人もいるはずです。自分でとっただけなら「自分が勉強になったなー」で、職場内でそれを発揮する人がほとんどですが(もちろんそれでいいんだけども)、自分の将来も視野に入れた経済的な活動もしていくなら上のような例もありだと思うのです。

えーそんなの出来ない、お金もらって人に教えるとか無理無理という人が大半だと思いますからそういう活動している人って少ないのですよね。誰にでも出来る事ではないからほとんどの人はやりません。

でも頭を使う人はだからチャンスだと考えます。だってライバルがいないんですから^^

 

一旦そういう活動をして少しでも実績がある人には、それが今後ずっと実績として残っていきます。ビジネスの世界では数字という実績が全てです。これがあると次のもっと大きな話に発展してきやすいので、思わぬ道が開けてくることもありますよ。

 

いやいやとてもできないし、という人。大丈夫ですって。

みんなそう思ってますから^^

だからチャンスがあるのですよ。

やってる人とやらない人の違いは

やるかやらないかだけ

当たり前かww

心配や不安で動けない人も多いと思いますが、本当にそうやって活動したいと思う人は、すでにそうやっている人を探してコンタクトをとるという行動にも出ます。行動力が違うんですね^^

 

という事で本日はここまでです。ここまで読んでくださりありがとうございました。

介護業界の認定介護福祉士ってなんじゃい

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

最近知ったのですが「認定介護福祉士」という資格をご存知のかたもいると思いますが、恥ずかしながらわたくし最近知りました。

少し調べてみると一般社団法人 認定介護福祉士認証・認定機構という所が2015年から認定を始めているという民間資格なんですね。

 

そしてなんと

介護福祉士の上位資格なんだとか!

へー知らなかった

 

そんなすごいんじゃきっと優秀な方がどんどんなっているんだろうなと思ったら現在で28名(資格誕生して3年たたないくらい)

 

・・・すごいのかどうかわからん

 

難しいからなのか人気がないのか判断がつきませんw

 

他にも福祉業界っていまやよくわからない資格が資格がたくさんありますよね。

そのあたり今度ちらっと調べてみようかなと思います。

 

自分が力を入れてきたものの一つに介護段位認定制度っていうものがあるのですが、あれとは違う介護資格の上位とは・・・

もはや迷走してるような気がしているのですが。

昔から色んな資格があって、勉強すること自体はとっても良くて現場にも反映されるのも良いのですが、ひとつ言いたいのが

給料に反映されないなぁー

って所です。

給料給料言って、介護はお金じゃねーんだって怒られそうですが介護はお金かどうか知りませんが、生活はお金です。

 

その大切な考えを一考してもらえればと思いブログを書いています。

おもしろそうだから今度介護業界の資格を少し調べてみますねー

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

介護業界、障害者雇用の水増しもされとるっての

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

ところで今日はこんな記事がありました。

障害者雇用:「なめられた」 国の不正に怒りやあきれ声 - 毎日新聞

たしか法律があってざっくり言うと「企業は職員の内、一定数の障害者を雇用しなければならない」という内容でした。その一定数を下回ると会社はお金を払わなければなりません。逆に一定数を上回っている会社には補助金が出ます。売り上げや運営に関係ないお金ですからいくら法律で決まっていると言っても払いたい人なんていません。

なんか・・・理不尽な気持ちになるのは僕だけでしょうか。あ、別に障害者を雇用する事にどうこういう訳ではなくむしろ雇用は促進されるべきですが、このお金のからくりが経営者にとって理不尽だというのが僕の思いです。だって受け入れるの現場ですよ?

話戻しますが今回のニュースによると、国はやはり制度を決めた当事者ですので自分たちが率先して障害者を雇用しなければなりませんが、その雇用者数を水増ししていたって事がばれて大騒ぎって所ですね。

 

いやーなんていうかもう笑える

 

勝手に法律決めといて、下回るなんて許されないのか予算がないのかわかりませんが水増しして、それがばれるってのがもうね。

さて、それを糾弾するのはそこに声を届かせることができる人たちにお任せして、こちらはいつまでも非難していても生産性ありませんから自分たちの事を考えてみたいとおもいます。

実際みなさんの職場に「障害者」の職員さんいますか?

今この瞬間も何万人という障害者が職安行って仕事が決まらないのですが、車いすで介護が必要でコミュニケーションが通常の方法では出来ない人が職場に新規採用で来た場合、みなさんの職場は受け入れてくれますか?

 

車いすでバスケ出来るような人じゃなくてですよ。もっと現実は障害者に厳しい環境です。そんなの良くないってわかってても実際多くの会社は自分たちの職場で受け入れられないんだから。

でも障害者の雇用は税金を納めるという点から見ても社会にとってとっても大事な事。それを行える可能性が高いのが介護の事業所なんではないかと思うのです。

だって障害に理解あるでしょ

普通の会社でははっきり言って障害の事なんてわかりませんって。素人じゃ難しいと思いますよ、だって専門職でも障害の事よくわかってないんだからw(あ、これ笑えないですね。でも現実です)

 

障害者の方を職場に受け入れるには現場でそれをフォローする体制が当然必要。それにはその現場に影響力のある人がその立場にあると望ましい。そして現場職員を教育していく必要がある。そうしないと結局自分たちとの比較しか出来なくて「あいつの仕事なんてさー」みたいな空気になっていったり「なんであいつのフォローしないといかんのだー!」ってなったりします。そうなると障害者の方が社会参加なんて出来ないじゃないのよ。何回も言うけど、ノーマライゼーションの理念に沿って言ってもやっぱり障碍者の方だってもちろん社会参加できた方が良い。もちろん雇用されるばかりが社会参加ではないけれどね、それが出来る会社が増えるといいんだけど。法律で決まってる一定の雇用数ってのは職員の2%とかだから、数字が満たされても障害者の方全員雇用されてないんじゃないのか???とちょっと思ったりもしますが詳細わからんので触れないでおきます。

 

介護の専門家は現場だっていうなら否定はしませんが、地域福祉にも考えをめぐらす介護の専門家がなかなかいない(いやいるんだろうけど)。今回のニュースから考えさせられることは今の自分のやってることを考えさせられますね。現場やれれば一人前、ではないのかもしれないですね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

介護業界、時代遅れな現場

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になる事もありますがご了承ください^^

 

先日テレビで見たのですが、歌舞伎の舞台に初音ミクが立体で出演しておりました。

3Dプロジェクターなんでしょうか。中村獅童さんと共演していて、そこにいるように演じていました。いやはや、ボーカロイドもすげーななんてね。映像だから演出も自由自在ですね^^

技術の進歩がすごいなーというのもありますが、こういう事を考えて実現していく人が裏方にいる訳で、その人がすごいなって思います。時代を取り入れて伝統に取り入れて新しい「超歌舞伎」という分野を発展させていくのですから。そこでひとつのビジネスが成立します。

 

さてさて、お話変わりますけど、ペッパー君でしたっけ。家庭でも買えるロボットで、今はお店とかでも見ますよね。近所の店では入り口で受付してました。こういった生活に浸透してきている「ロボット」なんて一昔前はなかったですよね。こういう技術は生活を変えていきます。

介護業界で最も成果を出した(?)のはアイボでしょうか。実際使っている認知症の方を見た事ありますが、すんごい可愛がっていました。耳も目も取れてしまっていましたがね。

f:id:yukigafuru414:20180817233358p:plain

アイボはもう生産中止なので、修理しようにもカスタマーサービスがないからっていう事で有志の方々が修理をしたりしていますよね。それだけニーズがあったのに大人の事情で生産がなくなってしまったのは残念です。でもいまだに修理依頼が殺到するってことはそれだけニーズがあった結果です。

 

さて、介護現場で外国人が働く事に抵抗を持つ人はまだ少なめかもしれませんが、ロボットに介護をまかせるという事に抵抗を持つ介護職員は半分てとこでしょうかね。前にどこかが調べたデータを見ましたが、介護職員の約半数は「介護は人の手で行うものだ」という考えのもとに反対していました。

なんでやねん

というのが正直な感想でした。なんて頭が古いんだ。

ロボットはもうレクなどの一部を担当して体操や簡単な受け答えなら十分やれてしまいます。特に「管理」という面においては人間よりも優れているとは言いませんが人間よりも正確。

例えば一部の銀行の支店なんかでは、保険の説明や質問などの受付業務はロボットにさせている所があるくらいです。膨大な情報から正確に案内するには記憶に頼る人間よりもデータに基づいたロボットの方が適切だったりするんですよね。

だから、介護現場にもロボットなんてどんどん入れたらいいのにと思います。それを反対するってのは人間の持つ問題がほとんどなんですよねきっと。適切な使い方が見いだせない。

しかもよくわからないのが

介護は人間の手でするものだ

というもの。あのね、言いたいことは分かりますけれども

全員にあてはめるな

って事なんですよね。人に関わってほしくない利用者さんもいるっての。

前にびっくりしたことがあるんですが、新規の利用者さんを受け入れる時に「この用紙に記入してもらってください」って渡してるからどれどれって感じでのぞいたら

・好きな食べ物

・趣味

・思い出の場所

・出身地

・ご両親の名前やどんなひとだったか

あほかーーーーーーー!!

と思ったのですぐにやめさせましたが。人のプライバシーを何だと思っているのか、なんでも知り得て当然というとんでもない勘違い。職権乱用。

なぜこれを書いてもらうのか聞いたら「関わりにいかしたいから」。

自分で聞けっての

というエピソードを思い出しましたw

介護は人間の手でするものだーってステレオタイプに言っている人なんかはきっとこういう勘違い、浅慮、わかってないのかもしれません。

何でしょうね、専門職だからって専門性ばかり勉強していると勘違いさんになってしまいますから注意です。

あー、最後余計な事を思い出したので話がそれましたが、とにかく時代についていっていない人が多い。だからもっと自分たちの現場を楽にできる可能性なんていまやたくさんあるのに受け入れようともしないというお話でした。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました^^

介護業界、いまだに給料は低いしこれからもそうだし

こんにちは

 

今日も介護職員の将来をかんがえるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

先日、登録しているサイトから

「介護職員の賃金がいまだに20万円届かず」

みたいなニュースが来ました

かいつまんで話すと、

介護職員の総支給額 平均21万円くらい

ヘルパーの総支給額  平均19万円くらい

他の産業の総支給額 平均30万円くらい

 

という事です。総支給額ですから税金を引かれる前の金額ですね。ヘルパーってのはホームヘルパーの事だそうですよ。他の産業と比較して10万円くらい開きがありますっていうニュース、これってずっと前から同じ事言ってます。はい、変わってません。

ちなみにボーナスの平均はこのニュースの時点で

介護職員は 年平均54万円くらい

ヘルパーは 年平均37万円くらい

管理者・施設長は 年平均70万円くらい

 

で、こういった内容がかかれた後に「どこの事業所も人手不足が深刻」だそうです。真実の一端であると思いますが、毎回毎回誘導する記事だなぁと。なんかの印象操作なの?w

もちろん賃金が低いのは求人出しても集まらないとか離職率に関係するとかもわかりますけれども、こんな同じ内容をえんえんと何年も何年も繰り返す事に「いつまで言ってんの?」とも思ってしまうのは僕だけではないはず。だってもうみんな知ってる内容でしょう。

 

この記事の提起する問題が一発で解決するという方法は介護職員の平均賃金が他の産業と同じになる事でしょうか。同じになったら人手不足が解消するのでしょうか。

一回考えてみると解決しないのは分かります。

ホスピタリティ産業で専門性を発揮していくのは誰にでも出来る事ではないからです。

 

最初から「介護保険」で全部縛ってたのがいかんかったと思うのですが、半分以上は自由競争にした方がよっぽど業界の発展に寄与すると思います。残念ながら日本の介護という分野は施設をはじめとして昔の養老院の流れが源流にある事、介護職員も専門性をうんぬんかんぬんと言いますがその源流は家政婦(お手伝い)という部分を抜け出せていないのかもしれません。

今の時代に合ったスタイルというやつは姿かたちを変えていきますからね

~これからの時代にどうやっていくか~

介護保険がどうなっていこうと、国も生活できない状況にいきなり切り落とすことはありえないですし、どんな形になろうと経営者は頭を使って生き残ろうとがんばりますからいきなり職を失う事はないと思います。

とはいえ

給料の伸びは今後見込めない中、物価は上がっていきますから実質年々給料価値は下がっていきます。

やっぱりどう考えても将来のためにお金の事を学んで資産を作っていくという事はとっても大事な事になってきますよね^^

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

介護という仕事は生産性がめっちゃあるでしょ

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になったらごめんなさい^^

たまたまこんなニュースを見ました

介護離職10万人 仕事と両立できる環境を|【西日本新聞】

 

介護離職ってのは、介護や看護が家族に必要になったので今の職場をやめるという事ですね。これは女性に多い事となっておりますが、政府は国をあげてこれに取り組むという事でした。

記事によると介護離職者は10万人だとか!!

もしも介護離職者が全員働いていたら、経済効果ってどうなってたのでしょうか。

今だって、今の介護職員が働いているからその分の介護離職者はいないわけですよ。という事は、その分の経済効果を支えている訳ですから、介護の仕事ってとっても生産性があると思いませんか?^^

ところで2020年の初頭に介護離職ゼロというのは実現不可能かと思いますが、離職ゼロを実現するにはもっと福祉サービスの拡充や企業の工夫が必要、しかし企業の工夫は目立たず福祉サービスは人材が集まらずできない、人材が集まらないのは賃金が低いからだ、国は中堅職員の賃金を上げる事を検討したり全体的に給料があがるようにまた最低賃金も引き上げたりします、処遇改善加算もやってますetc...

で、

現場職員の給料はそんなに上がってません

企業では休めば仕事を外されます

介護休暇は有給ほどの給与保障はないのでとると収入が減ります

という感じなんですよね?

 

介護業界に投入できる財源を今が限界だというならば、社会保障費だけでこの問題に取り組むことが実現不可能さを表していますから、誰も期待しない感じになってしまいますよね。

介護サービスだって、ちょっと前は施設っていうと待ち人数がすごくてとにかく入れる場所ならどこでもいいなんて感じもありましたが、今って空きが出てきてますよね。しかも評判の良い施設は待ちが多くてあまりよくないと認識されてる所はすぐに入れちゃったりします。

決定権も、前は家族が値段や場所で決めてましたが今は利用者本人が自分でみて決めたりする時代です。これでちょっとは淘汰されるかなぁ。アカン事業所とか言えないけどいっぱいありますもんね。

~自分の将来は自分で保証する~

どうしたら良いかなって考えると、介護離職ゼロの実現を待ってるとか、国に期待しているとかってのが方向性として間違っていると思うのです。

「給料低いし」とか「福祉サービスが使えないんじゃどうしろってのよ!」とか、そういった内容で考えるならば、国に期待しているってことです。だから人のせいになってしまう。

別に、自分の事は自分で何とかしろよーとかそういう言い方をしたいのではなく、例えば介護職員として働いている以上それって自分で選んだ訳で。一般企業で働いている場合は家族に要介護者が出るとかっていうのは本来自分の家庭の問題です。国が悪い訳ではありません。

いやまぁそれが少しでも良い環境になるように働きかけが必要なのはもっともなのですが、自分の将来に少しでも若いうちから備えておくってのはやはり必要だなと思います。

それには、やはり若いうちからお金の勉強をした方が良いと考えます。儲けるためにはとかではなく、お金について学ぶ。そして自分の将来設計に自分が責任を持つという。

 

今の今、介護に関わる問題に対しての特効薬なんて僕は持ち合わせていません。国だって様々な政治的要素が絡むでしょうから結局このままな感じだと思います。

だからせめて、その現状がわかっている僕たち世代は、次の自分たちの子供世代に対して「自分に責任を持つ、そのやり方」という事を教えていく事が大切だととても思います。

 

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました^^

介護業界、阿波踊りから考える

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。たまに辛口になったらごめんなさい^^

 

ちょっと気になったもので下の記事なのですが、ご存知の方もいると思いますがこれ見てどう思われたでしょうか。

www.asahi.com

すっきりしない気持ちになったのは私だけではないはずと思いたいです。

 

これが介護業界となんの関係があるのか?いえいえ実は介護業界に限らず、集団をマネジメントする際に起こるトラブルはみんな共通なんですよ。

これって簡単に言うと、お互いに生ずる課題について共通の解決策を出さないまま強硬手段に出た、出られた、という図でしょ?今までの伝統を守るためにという大義名分もあったでしょうし、自分たちの懐事情もあったでしょう。

~どちらにも課題がある~

今回の阿波踊りに限らず、集団が対立する場合はどちらにも課題があります。簡単に言うとどちらにも「自分たちが正しい」とでもいうようなものがあるわけです。まぁその背景には表立って言えない大人の事情もあったりなかったりですけれど。

なのでそれが仕事である場合、仕事で達成しなければならない課題について十分に検討して実行につなげていくものなのですが、阿波踊りの場合はそれが叶わなかったようですね。この場合は本当はどちらが正しいというものではありません。外からは事情なんてわかりませんからね、ただ、今回のやったことは今後に影響していくという事実がそこにあるだけです。これは仕事でも同じ。

~課題を見失わせる感情的な問題~

集団の対立の場合、お互いの利害が絡んだ内容を含む事が多いのですがそんな課題を見失わせる要素として最も大きいのが「感情的な対立」となります。

これって個人同士の対立も同様。

簡単な話、あいつが嫌いとか気にくわないとか、そんな事が仕事においての大切な課題を見失わせます。

だから、これは推測ですが、今回の阿波踊りの問題も事前の話し合いもたくさん行われたはずなのですが、そこでのいい方とかで決裂したなんてことも十分考えられます。こういう事って頻繁に起こるしよくある話なんですが、冷静に考えると言い方ひとつで課題の達成が阻害されるなんてことに気付いている人の方が少ないですからね。

もしくは、つまらないプライドみたいなものもあったかもですね。

~マネージャーの仕事は仲裁?~

 多くの管理職は現場の人間関係に頭を悩ませ時には面談して聞き取りをしたりしますが、その経験がある方はわかると思います。

あーなんてくだらない内容なんだろう

って感じ

そう思っちゃうのはマネージャーが考える仕事のあるべき姿みたいなものと現場の現状との大きな乖離がそう思わせます。しかしマネージャーはそこに寄り添わなければなりません。具体的には、人間関係の仲裁や調整に入らなければならず、むしろそれが仕事とも言えます。

マネージャーはそこに頭を悩ませますが、現場の人間の立場になって考えてみればその重要性はわかるはずです。

だって、マネージャーにはくだらないように見える内容(例えば「あの人嫌いだから一緒に仕事したくないんです!!」)でも、その職員はそのことで頭がいっぱいなんです。それをほかっておくとその内容を周りに言いふらしてさらに環境をよくないものにしていく可能性も高い。すると職場の雰囲気も悪くなり士気も落ちる。

人が集まれば簡単にそんな状況になるので、やはり一定のパフォーマンスを維持するには専門的に管理・取り組みが出来る人が必要なんですよね。

これがマネージャーの仕事といっても過言ではありません

 

もちろんこれだけではありませんが、これはかなり重要な内容になります。大変ですけどねw

 

それでは今日はここまで^^

ここまで読んでくださりありがとうございました。