介護業界、障害者雇用の水増しもされとるっての

こんにちは

 

今日も介護職員の将来を考えるきっかけになれるようなものを書いていきたいと思います。

 

ところで今日はこんな記事がありました。

障害者雇用:「なめられた」 国の不正に怒りやあきれ声 - 毎日新聞

たしか法律があってざっくり言うと「企業は職員の内、一定数の障害者を雇用しなければならない」という内容でした。その一定数を下回ると会社はお金を払わなければなりません。逆に一定数を上回っている会社には補助金が出ます。売り上げや運営に関係ないお金ですからいくら法律で決まっていると言っても払いたい人なんていません。

なんか・・・理不尽な気持ちになるのは僕だけでしょうか。あ、別に障害者を雇用する事にどうこういう訳ではなくむしろ雇用は促進されるべきですが、このお金のからくりが経営者にとって理不尽だというのが僕の思いです。だって受け入れるの現場ですよ?

話戻しますが今回のニュースによると、国はやはり制度を決めた当事者ですので自分たちが率先して障害者を雇用しなければなりませんが、その雇用者数を水増ししていたって事がばれて大騒ぎって所ですね。

 

いやーなんていうかもう笑える

 

勝手に法律決めといて、下回るなんて許されないのか予算がないのかわかりませんが水増しして、それがばれるってのがもうね。

さて、それを糾弾するのはそこに声を届かせることができる人たちにお任せして、こちらはいつまでも非難していても生産性ありませんから自分たちの事を考えてみたいとおもいます。

実際みなさんの職場に「障害者」の職員さんいますか?

今この瞬間も何万人という障害者が職安行って仕事が決まらないのですが、車いすで介護が必要でコミュニケーションが通常の方法では出来ない人が職場に新規採用で来た場合、みなさんの職場は受け入れてくれますか?

 

車いすでバスケ出来るような人じゃなくてですよ。もっと現実は障害者に厳しい環境です。そんなの良くないってわかってても実際多くの会社は自分たちの職場で受け入れられないんだから。

でも障害者の雇用は税金を納めるという点から見ても社会にとってとっても大事な事。それを行える可能性が高いのが介護の事業所なんではないかと思うのです。

だって障害に理解あるでしょ

普通の会社でははっきり言って障害の事なんてわかりませんって。素人じゃ難しいと思いますよ、だって専門職でも障害の事よくわかってないんだからw(あ、これ笑えないですね。でも現実です)

 

障害者の方を職場に受け入れるには現場でそれをフォローする体制が当然必要。それにはその現場に影響力のある人がその立場にあると望ましい。そして現場職員を教育していく必要がある。そうしないと結局自分たちとの比較しか出来なくて「あいつの仕事なんてさー」みたいな空気になっていったり「なんであいつのフォローしないといかんのだー!」ってなったりします。そうなると障害者の方が社会参加なんて出来ないじゃないのよ。何回も言うけど、ノーマライゼーションの理念に沿って言ってもやっぱり障碍者の方だってもちろん社会参加できた方が良い。もちろん雇用されるばかりが社会参加ではないけれどね、それが出来る会社が増えるといいんだけど。法律で決まってる一定の雇用数ってのは職員の2%とかだから、数字が満たされても障害者の方全員雇用されてないんじゃないのか???とちょっと思ったりもしますが詳細わからんので触れないでおきます。

 

介護の専門家は現場だっていうなら否定はしませんが、地域福祉にも考えをめぐらす介護の専門家がなかなかいない(いやいるんだろうけど)。今回のニュースから考えさせられることは今の自分のやってることを考えさせられますね。現場やれれば一人前、ではないのかもしれないですね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。